大阪エヴェッサは6月26日、アイラ・ブラウンとの契約基本合意を発表した。
ブラウンは193センチ105キロでスモールフォワードとパワーフォワードを務める36歳。ゴンザガ大学卒業後、メキシコ、アルゼンチン、フィリピンのチームでプレーすると、2011-12シーズンに富山グラウジーズへ加入した。同チームで3シーズン過ごし、日立サンロッカーズ東京(現サンロッカーズ渋谷)へ移籍。
その後、2017-18シーズンに琉球ゴールデンキングスへ入団すると、在籍2シーズン目の2018-19シーズンはケガによる離脱がありながらも36試合に出場。294得点(1試合平均7.7得点)240リバウンド(同6.3リバウンド)71アシスト(同1.9アシスト)42スティール(同1.1スティール)を記録した。また、帰化選手として「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区予選」の6試合に出場。1試合平均10.5得点9リバウンド1.3スティール1ブロックをマークした。
同選手はチームの公式HPを通じて「大阪エヴェッサのような素晴らしい組織でプレーさせていただけることに感謝します。ベストなプレーをしてチームが成功を収めることを楽しみにしています。ブースターの皆様にも、大阪エヴェッサが成功していくプロセスの一部になっていただきたいと考えておりますので、熱い応援で私たちのサポートをよろしくお願いします。エキサイティングなシーズンにしましょう」とコメントした。
また、阿部達也ゼネラルマネージャーは「全日本代表の経験がありインサイド、アウトサイド両方で存在感を発揮する帰化選手です。帰化選手の重要性は増しておりアイラ選手を獲得できたことは今期の戦力補強の大きな目玉となりました。経験豊富なアイラ選手が加入することで大阪エヴェッサがBリーグの台風の目となると確信しています」と期待を寄せた。