金城茂之、仙台89ERSへ移籍決定…12季在籍の琉球ゴールデンキングスから新天地へ

仙台との契約合意が発表された金城 [写真]=B.LEAGUE

 仙台89ERSは7月2日、Bリーグの自由交渉選手リストに公示されていた金城茂之との契約合意を発表した。

 金城は185センチ80キロのシューティングガード兼スモールフォワード。大東文化大学卒業後の2007年から地元の琉球ゴールデンキングスでプレーし、在籍12シーズン目の昨季は29試合に出場した。

 移籍先が決まった同選手は、チームの公式HPを通じて「仙台89ERSの皆さまと一緒に働けることを、とても嬉しく、感謝しております。夏の間からしっかり準備をし、B2優勝に向け全てをチームに捧げて努力いたします。シーズンは波があると思いますので、そんな時はファンの皆さまに支えてもらい、ともに闘い最高のシーズンになるようチームを作っていきしょう」と意気込みを語った。

 また、志村雄彦ゼネラルマネジャーは次のようにコメントした。

琉球ゴールデンキングス一筋でプレーし、沖縄に愛された選手である金城選手の今回の決断には、バスケットボール選手としての大きな決意を感じました。今回の決断に際し、ご理解、ご協力くださった家族の皆さまにも 感謝申し上げます。金城選手はオフボールからの判断力、得点の感覚に秀でている選手です。現契約選手とは特徴の異なる選手ですので、チームに攻撃の幅を持たせてくれるはずです。また、的確なアウトサイドシュートとトランジションでの得点能力も魅力のひとつです。キャリアの中で4度のチャンピオン(うち2度は桶谷HCとともに)を経験している金城選手の持つ勝者のメンタリティは、今シーズン掲げる『B2優勝』には無くてはならないものです。度重なる怪我やプレータイムが得られず苦しいシーズンを過ごした経験から生まれる不屈の精神も大きな魅力です。ナイナーズのユニフォームを纏い金城選手がチームスローガン『Grind!』を体現し、プレーする姿を楽しみにしています。沖縄のみなさん!『しーげーは仙台で復活します!』温かく送り出していただけたら嬉しいです。仙台のファンの皆さん黄援よろしくお願いいたします!」

 なお、背番号は「26」に決まった。

モバイルバージョンを終了