39歳の木下博之、現役引退を決断「これからも大好きなバスケに関わっていきたい」

17シーズンの選手生活にピリオドを打った元日本代表の木下 [写真]=B.LEAGUE

 7月3日、木下博之が自身の公式Twitterを通じて引退を発表した。

 1980年生まれで現在39歳の木下は、2002年にパナソニックトライアンズでキャリアをスタート。2014年に日立サンロッカーズ東京(現サンロッカーズ渋谷)へ移籍し、2015-16シーズンまで在籍した。地元の大阪エヴェッサにはBリーグ初年度から所属。昨季は41試合の出場で258得点(1試合平均6.3得点)156アシスト(同3.8アシスト)を挙げたものの、契約満了に伴う退団が発表されていた。

 同選手は『お世話になった皆さまへ』と題し、Twitterで次のメッセージを送った。

「この度現役を引退する事に決めました。この年齢までプレーを続けられるとは自分自身でも想像はつかなかったです。17年間という現役生活の中でベスト5にも選出され優勝を経験することができました。本当に嬉しく幸せな瞬間で今でも良く覚えています。しかし、楽しい事ばかりではなく、年齢を重ねるごとに怪我や故障も増え、思うように身体も動かず時には辛く悔しい思いをする事もありました」

「そんな中でも変わらず熱い声援を送り続けてくれたファン・ブースターの皆さま。いつ人間として多くの事を学ばせて頂いたスポンサーの皆さま・チーム関係者。そして現役生活で出会った仲間に助けられ励まし合い、頑張り続ける事ができました。(若い頃はくそ生意気で多くの方にご迷惑をおかけした事をこの場を借りて謝ります。すみませんでした。笑)」

「良い事も辛い事も自分自身にとって全てが財産になっています。多くの方と出会い支えていただいた事でここまで現役でプレーできた事に心から感謝をしています。これからはこの経験を生かしながら更に学び次のステージで頑張りたいと思います。後輩たちには更なる活躍、これぞプロだと思われる素晴らしい選手になってバスケット界を盛り上げていってもらいたいです」

「最後にこれからも大好きなバスケットボールに関わっていきたいと思います。また何処かでお会いできた時には気軽に声をかけてください。ありがとうございました!」

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