栃木ブレックスは7月8日、チーム名称変更を発表した。
「日本バスケットボール界をリードするチーム」というビジョンを掲げるチームとして、今後さらに成長していくことを目的に「宇都宮ブレックス」へと名称変更。正式名称は宇都宮ブレックス、呼称は宇都宮ブレックス、略称は宇都宮となる。
チームの公式HPを通じて、名称変更の背景を次のように説明した。
「ブレックスはこれまでも宇都宮をホームタウンとして活動してきましたが、これまで以上に宇都宮という地域にフォーカスするとともに、宇都宮市との関係を強化していくことを目的とし、チーム名称を『宇都宮ブレックス』に変更することを決定いたしました」
「また、先般、B.LEAGUEからBEYOND 2020と題した将来構想が発表され、その中で2026年からリーグ形態を大きく改革する方針が示されました。2026年からの新たなリーグ形態においては、戦績による昇降格制度は廃止となり、クラブライセンス基準が引き上げられ、新B1への参入審査が2024年3月に予定されております。新B1クラブライセンス基準の中では、『売上高12億円』、『入場者数4,000人』といった数値的基準が示されているのと共に、特に強調されているのが、『アリーナハードソフト要件』で、『“魅せる”アリーナ』、『ホスピタリティ性の高いアリーナ』、『自由に使えるアリーナ』等のキーワードがあげられ、『ソフト・ハードの一体経営』が明確に求められております。
「ブレックスとしても新B1への参入要件を満たすために、チーム自体の成長はもちろんのこと、ホームアリーナを含めた活動環境面の改革にも着手していきたいと考えております。そして、活動環境の整備においては、自治体との関係構築が必要不可欠となり、今後宇都宮市との関係強化が欠かせない要素となってまいります」
「なお、チーム名称は宇都宮ブレックスに変更いたしますが、フランチャイズエリア(活動区域)はこれまで通り『栃木県』とし、運営法人名も『株式会社栃木ブレックス』と従来通りとし、今まで以上に栃木県全体の活性化に貢献できるよう、努力していく考えです」
「これからも、宇都宮ブレックスは、『強く愛されるモチベーションあふれるチーム』という理念のもと、『日本バスケットボール界をリードするチーム』、『地域密着で栃木県を元気にして盛り上げるチーム』、『非日常のアリーナエンターテインメントを提供するチーム』というビジョンを実現するため、選手・スタッフ一同、気持ちを新たにファンやステークホルダーの皆様のご支援・ご声援に報いるべく、変わらず一意専心努力してまいります」