川崎の絶対的得点源ファジーカス、オールジャパン決勝では「ダース・ベイダーになる」

川崎のファジーカスは準決勝のA東京戦で両チームトップの29点をマーク [写真]=大澤智子

 1月8日、第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)の男子準決勝が国立代々木競技場第一体育館で行われ、川崎ブレイブサンダースアルバルク東京とのシーソーゲームを制し78-71で決勝進出を決めた。

 川崎のニック・ファジーカスは、チームの状態について「今日はあまり得点が取れなかったけど、全体的にはいつもどおりのプレーができたし調子はいい」とコメント。チームトップの29得点を挙げた自身についても「前半はいくつかシュートを外したけど、前の2試合よりもいいプレーができた」と一定の満足感を示した。

 ファイナルでタイトルを争う千葉ジェッツとは年末にBリーグの交流戦で戦い、96-90、84-82で連勝。もっとも、どちらも終盤に追いあげられる展開で、印象を問うと「とても強いチーム。クイックネスが素晴らしく、間違いなくタフなゲームになる」と警戒を強めた。

「リーグとオールジャパンの2冠を目標にしている」ファジーカスはオールジャパンの決勝でどんなプレーを見せてくれるのか。相手を恐怖に陥れるという意味で「ダース・ベイダーになるよ」と冗談めかしたが、続けて「数字も残したいけど、まずは勝つこと。勝つためにプレーする」と必勝を誓った。

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