第2Qで離され20点差の完敗、琉球ゴールデンキングスの佐々宜央HC「経験のなさが出た」

琉球は川崎に敗れベスト4進出を逃した [写真]=山口剛生

 1月4日、さいたまスーパーアリーナにて行われた「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」のファイナルラウンド男子準々決勝で、同大会初出場の琉球ゴールデンキングス川崎ブレイブサンダースと対戦。試合は最初の10分間で5点リードを奪ったが、続く第2クォーターで6-21と圧倒されると、その後も失点を重ね最終スコア61-81で敗れた。

 琉球の佐々宜央ヘッドコーチは試合後のインタビューで、「出だしはエナジーを持って試合に入れて流れを持ってこれたと思ったんですけど、2クォーターのところで経験のなさが出てしまいました」とコメント。具体的には「バスケットで1番しなきゃいけない“我慢”ができなかった」と述べ、「苦しい時間帯は絶対あるんですけど、その我慢できない時間帯が今日の試合で何回もあった。そういった点がまだまだ川崎さんみたいなチームには勝てないなと思いました」と続けた。

 琉球は同ラウンドに進出した全8チームの中で、唯一2日にリーグ戦(沖縄市体育館で行われた島根スサノオマジックとの第15節第2戦)を戦うという一番の過密日程を強いられた。しかし、指揮官は「その中でやらなければいけないし、出だしは自分たちのバスケットが出せたので、そこは言い訳にせずに自分たちの未熟さを真摯に受け止めたいと思います」と話した。

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