インサイド陣が活躍のデンソーアイリス、三菱電機コアラーズを振りきり8点差勝利

チームトップの16得点で勝利に貢献したデンソーの高田[写真]=山口剛生

 1月5日、さいたまスーパーアリーナで「第93回天皇杯・第84回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンド(男女準々決勝~決勝)の女子準々決勝が行われ、デンソーアイリスが三菱電機コアラーズと対戦した。

 第1クォーター、デンソーは4点を先行されたが、同1分39秒に赤穂さくらがチーム初得点を記録すると、その後はインサイド中心に攻め込み、赤穂ひまわりが13得点をマーク。この10分間で7点リードを作った。続く第2クォーターは20-9と圧倒し、点差を18点にまで拡大した。

[写真]=山口剛生

 第3クォーターもリードを保ったまま試合を進めたが、残り3分4秒から連続失点を喫し、11点リードで最終クォーターへ突入。

 52-41で迎えた最後の10分間は、序盤から渡邉亜弥を中心に攻め込む三菱電機の猛追を受ける。試合終了残り2分38秒時点で4点差まで詰め寄られたが、同1分26秒に髙田真希の得点で応戦すると、その後は与えられたフリースローをものにし、最終スコア68-60で勝利。デンソーは高田が16得点、赤穂さくら、ひまわりが13得点とインサイド陣が得点を伸ばし、ベスト4へと駒を進めた。
 
【試合結果】
デンソーアイリス 68-60 三菱電機コアラーズ(@さいたまスーパーアリーナ)
デンソー|21|20|11|16|=68
三菱電機|14|9|18|19|=60

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