『Rakuten presents NBA All-Star 2018 L.A. After party in Shibuya』が2月19日、「M-SPO」(東京都渋谷区)で開催された。このイベントは、NBAオフィシャルパートナーの楽天が主催。当日行われたNBAオールスターゲームをはじめ、オールスターウィークエンドに行われた3Pコンテストやダンクコンテストの模様も大型スクリーンに映し出され、大迫力の映像を楽しむことができた。
イベントの司会はご存知、MC MAMUSHI、さらにアルバルク東京の安藤誓哉、ザック・バランスキー、横浜ビー・コルセアーズの田渡凌の3選手がシークレットゲストとして登場。お気に入りのジャージやアイテムを身につけたNBAファンとともに、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)を筆頭とするスーパースターたちの競演を満喫した。
「日本のバスケ人気の高さを再認識」(田渡)、「やっぱり1on1はハーデン」(安藤)、「NBAのジャージがいつかはBリーグのものになれば」(バランスキー)
早速、3選手にこのイベントの感想やオールスターで注目する選手、さらには後半戦に差し掛かったBリーグについて話を聞いた。
田渡「(このイベントに参加している)お客さんたちは本当にバスケ好きな方が多く、僕たちがしゃべらなくても盛り上がっているし、これだけ日本のバスケが人気あるんだなと再確認できました。注目はジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)選手です。やっぱり僕と同じ21番だし(笑) いろいろ注目される発言をするので、どういうことをやるのかなと注目しています。残りのBリーグでは、1つでも多く勝てるように頑張りたいと思います」
安藤「本当にみんなNBA大好きなんだなと感じましたし、こういう人たちがもっとBリーグにも興味持ってくれたら、非常にうれしいなと思います。注目はジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)選手です。やっぱり僕と同じアディダスですから(笑) それにやっぱり1on1といったらハーデンかなと思いました。(ケガした)顔はだいぶ治ってきたので、とりあえずマスクを付けながら、優勝を目指して頑張っていきます」
バランスキー「NBAのジャージを着ている人たちも多いので、それが今後Bリーグのユニフォームになったらうれしいなというのはありますね。でも、今回みたいに日本でバスケが盛り上がるというのはうれしいです。僕はヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)選手です。人間離れした身体能力と、どうにもできないくらい手も長くて、あれがオールスターでどうなるのかなと。あとはダンクに注目ですね。(チームでは)新しいことチャレンジしてますけど、楽しみながら、優勝に向かって頑張っていきたいと思います」
今回のオールスターゲームは第4クォーターに入ると、両チームが互いにリードを奪い合う大熱戦となった。最後の最後まで勝敗の行方が分からなかった一戦は、ジェームズとケビン・デュラント(ゴールデンステート・ウォリアーズ)がカリーやデマー・デローザン(トロント・ラプターズ)をダブルチームで守り切り、チームレブロンが勝利するというスリリングな展開となった。もちろんこの内容に詰めかけたファンたちは大興奮。MVPを獲得したジェームズように、誰もが満足した表情で会場を後にした。
文=入江美紀雄