■京都ハンナリーズvsシーホース三河（＠ハンナリーズアリーナ）
第1戦：12月15日18時5分、第2戦：12月16日14時5分
西地区首位の琉球ゴールデンキングスを破ることはできず、京都ハンナリーズは現在12勝10敗。琉球とは4勝差に開き、今節連敗すれば1勝1敗に終わった開幕節以来の勝率5割に逆戻りとなる。そして、今節の相手はシーホース三河という難敵だ。
第3節の対戦ではハイスコアゲームを競り勝ったが、前節は琉球に3ポイントを確率良く決められて主導権を譲ってしまった。オフェンスではターンオーバーがわずか5個、アシストも3人が7本ずつマークするなど良い出来だったが、71得点のうち外国籍選手2人が計48点。14得点を挙げた片岡大晴以外の日本人選手が数字を伸ばせなかった。
前々節の連勝で中地区3位に戻ったシーホース三河は、同2位の川崎ブレイブサンダースを4点差で撃破した。第1クォーターのビハインドから盛り返し、後半は1点を争う好ゲームを展開。残り1分を切って同点の場面から、この試合40分フル出場のケネディ・ミークスが決勝点を挙げた。22得点17リバウンド5アシストのミークスに加え、桜木ジェイアールも16得点9リバウンド8アシスト。生原秀将も今季4度目の2ケタ得点で貢献した。京都と並んで“貯金”はまだ2つしかないが、川崎に1勝差に迫り、今節は今季初めて地区2位に浮上するチャンスが到来している。
第2節以降は白星を先行させてきた京都にとって、“貯金”をはきだしてしまう可能性がある今節は前半戦の山場とも言うべき踏ん張りどころ。外国籍選手2人に桜木を加えたビッグラインアップを採用する時間も長い三河は非常に厄介な相手だ。特にジェームズ・サザランドとのマッチアップが予想されるフォワードポジションの日本人選手は、相手にアドバンテージを与えないよう発奮しなければならない。要所での得点とリバウンドが光る晴山ケビンはもとより、持ち味である3ポイントの成功率が3割を切るなど今季まだ目立った活躍を見せていない内海慎吾も存在感を誇示したいところだ。
■ロースター
・京都（ヘッドコーチ：浜口炎）
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
岡田優介
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴
近忍
・三河（ヘッドコーチ：鈴木貴美一）
ジェームズ・サザランド
ケネディ・ミークス
狩俣昌也
アイザック・バッツ（インジュアリーリスト）
村上直
森川正明
西川貴之
金丸晃輔
松井啓十郎
加藤寿一
岡田侑大
桜木ジェイアール
グラント・ジェレット
生原秀将