6月19日、三遠ネオフェニックスはステヴァン・ジェロヴァックとの契約合意を発表した。背番号は「31」で、ニックネームはJelka(ジェルカ)。
セルビア出身で現在30歳のジェロヴァックは、208センチ110キロのパワフォワード兼センター。2005-06シーズンに母国のクラブでキャリアをスタートさせ、トルコやイタリア、リトアニア、スペイン、ドイツとさまざまな国でプレーしてきた。
今回の発表に際し、同選手はクラブ公式HPを通して以下のようにコメントしている。
「とても興奮していて、新しいシーズンが始まるのが待ちきれません。シーズンを成功できるよう願っています。
私は2つのビッグポジションでプレーできるので、チームのために最善を尽くします。
そして、何年も魅了されてきた日本の文化と歴史を知ることができることにとても感謝しています」
また、三遠の鹿毛誠一郎ゼネラルマネジャーも以下のようなコメントでジェロヴァックに期待を寄せた。
「ジェルカ選手はスペインやロシア、ドイツなどヨーロッパのトップリーグで活躍してきた得点力の高い選手です。
昨年のワールドカップのセルビア代表選手として国際大会でも活躍しています。
シュート力、バスケットIQが非常に高い選手ですのでチームの主軸として活躍してくれることを期待しています。
また、セルビア出身という事もありブラデ、ヴィーチャ両コーチともアンダーカテゴリーから繋がりがあり、お互いに信頼関係のある選手です。
ヴィーチャHCのバスケットボールをより体現することが出来るキーマンとしてチームの構築にも力を発揮してくれると確信しています。
新戦力のジェルカ選手とフェニックスへのより一層の応援を宜しくお願い致します」