6月29日、川崎ブレイブサンダースは株式会社NTTドコモとの資本業務提携契約およびオフィシャルスポンサー契約を締結を発表した。NTTドコモは、2020-21シーズンからオフィシャルスポンサーとして、川崎ブレイブサンダースの活動をサポートする。
なお、本資本業務提携後も川崎の筆頭株主は株式会社ディー・エヌ・エーで、経営体制やチーム体制の変更はない模様。
川崎とNTTドコモは今回の契約の目的や取り組み概要を以下のように説明している。
以下、リリースより。
◆目的・取り組み概要
川崎ブレイブサンダースが掲げるミッション「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL」の実現に向け、主に以下3つの協業テーマに取り組みます。
1.プロバスケットボールにおけるエンターテインメント性の強化
川崎ブレイブサンダースが推進する「“EXCITING BASKET PARK”計画」を加速するため、アリーナ内外におけるエンターテインメントの充実を図ります。
2.新アリーナ構想の共同検討
Bリーグが中長期計画として掲げるソフト・ハードの一体経営の方針と連動し、次世代のアリーナにおけるエンターテインメント、デジタル技術活用などの検討を行います。
3.川崎ブレイブサンダースの財政基盤の強化
NTTドコモからの出資受け入れにより財政基盤を強化し、競技面・事業面の双方で一層の充実を図ります。
■株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 元沢伸夫氏コメント
最先端の技術をはじめ多彩なアセットを持つドコモとのパートナーシップ締結により、川崎ブレイブサンダースの「“EXCITING BASKET PARK”計画」がより進化し、来場者や視聴者の皆様にこれまで以上に多くの興奮と感動をお届けできることを大変嬉しく思っております。
また、検討中である「新アリーナ構想」においても進展が加速すると考えております。
スポーツは、バスケットボールは、見ている方々に「生きる活力」を提供できる力があると信じています。川崎ブレイブサンダースとドコモの協業により、新しいスポーツエンターテインメントの開発に努め、1人でも多くの方の活力となり、そして川崎の街の活力になれるよう尽力して参ります。
■株式会社NTTドコモ スポーツ&ライブビジネス推進室長 馬場浩史氏コメント
このたび、川崎ブレイブサンダースと共に、日本のバスケットボールの発展、およびスポーツファンのさらなる拡大に向けてご一緒できることを大変うれしく思っております。
川崎ブレイブサンダースは、日本代表選手など多くのスター選手が所属する強豪チームであるだけでなく、YouTubeやSNSなどのメディアも先駆的に活用し、アリーナでのエンターテインメント演出も積極的に行うなど、ファンとのコミュニケーションにも注力している、心躍るチームです。
今後、ドコモの保有する5G、XRなどの先端技術や、 キャッシュレスサービスなどを活かして、アリーナ内外のエンターテインメントの在り方をアップデートするとともに、川崎ブレイブサンダースのファンとの関係強化や観客数・視聴者数の拡大、ソフト・ハード一体経営によるアリーナの価値創造といった課題解決にも一緒に取り組むことで、川崎ブレイブサンダースの事業発展に貢献していきたいと思っております。