A東京がオンラインで『ファンフェスタ』を開催… 正中氏の引退セレモニーも実施

アルバルク東京がオンラインでファンフェスタを開いた[提供]=アルバルク東京

 8月2日、「アルバルク東京公式YouTubeチャンネル」上で配信された『新体制発表会見』に引き続き行われた『ファンフェスタ』。南隼人MCの軽快な司会進行のもと、アルバルクチアアリーダーによるエキサイティングなオープニングパフォーマンスで華やかに幕が開いた。

 続いて行われたのが今年6月に現役引退を表明した正中岳城さんの引退セレモニー。同級生の菊地祥平選手から花束が、同じく竹内譲次選手からはチーム全選手サイン入りのリバーシブルが贈呈され、永久欠番となった正中さんの背番号7のフラッグがホームアリーナに掲げられることも併せて発表された。

 その後、ゴールデンエイジとして堅い絆で結ばれてきた菊地、竹内の両選手と3人でのトークショーを実施。しのぎを削り合った学生時代の思い出話や、チームメイトになってからの印象、引退を聞いた瞬間の想いなど、それぞれの素顔が垣間見える濃密なトークでファンを楽しませた。最後に正中さんから、「13年間、いい選手生活を送ることができました。これからはファンの一人になってみなさんと一緒になってクラブをサポートしていきたい。素晴らしい瞬間を作っていきましょう」と改めてファンへのメッセージが届けられた。

 ファンフェスタでファンを沸かせたのが、TOYOTA GAZOO Racing Presents「ALVARK e-Motorsports CUP」の開催。レース解説には元プロドライバーで、現在TOYOTA GAZOO Racingアンバサダーを務める脇坂寿一氏を迎えるなど、本格的なeモータースポーツレースにオンライン上のチャットも白熱。予選レースは珍プレーの続出となったが、プロドライバー、eスポーツドライバーとのコンビを組んでの決勝レースでは、安藤選手、平川亮プロドライバー組が最終ラップで逆転し優勝。激戦を制し、早くも新キャプテンが貫禄を見せつけた。

 約3時間に及ぶファンフェスタの最後に登場した林邦彦社長より、「厳しい環境の中でやっていかなければならないシーズンとなりりますが、改めて安心、安全な試合運営に取り組んでいきます。こんな時代からこそ、TOYOTA GAZOO Racing様とのようなコラボ企画も実現しました。他業種との新たな取り組みにも積極的にチャレンジしていきたい。3度目の日本一を目指して本日よりスタートします!」と声高らかなメッセージ。フィナーレは、選手、スタッフ全員による恒例の『アルバルクWE』で締めくくられた。

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