■滋賀レイクスターズ vs 横浜ビー・コルセアーズ（@ウカルちゃんアリーナ）
第1戦：10月10日17時5分 第2戦：10月11日13時10分
ウカルちゃんアリーナに島根スサノオマジックを迎えた開幕節は、51得点（第1戦）、63得点（第2戦）と得点力不足が露呈した滋賀レイクスターズ。第1戦では3ポイントシュートが24分の3、フリースローも15本中6本しか決められず精細を欠いた。第2戦は現状の外国籍選手がウィル・クリークモア1人という弱点をつかれ、ペイント内から42失点。ホームで白星を届けられなかったが、新戦力の村上駿斗が2戦合計33得点9アシストを記録したことは、攻撃面での見通しが立つ明るい話題となった。今後も村上が日本人エースとして攻撃をけん引することに期待したい。
滋賀同様、メンバーが入れ替わった横浜ビー・コルセアーズの開幕節は1勝1敗。第1戦は第2、第4クォーターに引き離して快勝したが、第2戦は序盤につまずき75−80で競り負けた。チームは2年目のアキ・チェンバースに加え、新司令塔の森井健太が初戦で4本中3本の3ポイントを沈め、第2戦では10アシストとアピールに成功した印象。そこに特別指定選手のケドリック・ストックマン・ジュニアが台頭してくれば攻撃にも厚みが増すはずだ。
今節の滋賀は、再び本拠地で試合ができることが何よりの強み。前述した村上、前節第2戦で13得点10リバウンドを挙げた晴山ケビンを中心に攻め立てホーム初勝利を届けたい。横浜は前節、2試合で計35個のターンオーバーを犯しており、課題は明白。試合までの期間でどれだけ連係を深めて本番に臨めるか。
文=小沼克年
■ロスター
・滋賀（ヘッドコーチ：ショーン・デニス）
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
ウィル・クリークモア
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
谷口光貴
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒
・横浜（ヘッドコーチ：カイル・ミリング）
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア ※特別指定
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼