■サンロッカーズ渋谷 vs 千葉ジェッツ（@青山学院記念館）
第1戦：10月10日18時30分 第2戦：10月11日14時5分
B1リーグ第2節、全10カードの中で最も注目が集まりそうなのがサンロッカーズ渋谷vs千葉ジェッツの一戦。昨季は2勝1敗でSR渋谷が勝ち越したが、得点リーダーであったセバスチャン・サイズが千葉へ移籍したことで、今季も因縁の対決となりそうだ。
前節、SR渋谷はホームにシーホース三河を迎えての開幕2連戦。結果は連日競り負けて連敗スタートとなったものの、第2戦では前日2得点のベンドラメ礼生が23得点、第4クォーターでは“5人替え”が功を奏して点差を詰めた場面もあった。この出来には「昨日と比べてサンロッカーズらしいバスケットができました」と伊佐勉ヘッドコーチも手応えを口にし、昨季同様、誰が出てもチーム力が落ちない姿を披露した。
対する千葉は開幕連勝スタートを切った。三遠ネオフェニックスとの第1戦では、時より硬さが見られたが最終スコア83−65、第2戦では100点ゲームで相手を粉砕。2戦を通じてジョシュ・ダンカン、ギャビン・エドワーズ、サイズのインサイド陣を中心に攻撃を展開した。
SR渋谷の前節の傷を癒す特効薬は、言わずもがな「まず1勝」（伊佐HC）だ。注目のサイズは前の試合で27得点19リバウンドと大暴れしており、2戦連続ダブルダブルと早くも絶好調。マッチアップが予想されるライアン・ケリー、ムッサ・ダマは守備での貢献が重要となるだろう。その分、攻撃では日本人選手が常にアグレッシブさを出して試合を優位に進めたい。
文=小沼克年
■ロスター
・SR渋谷（ヘッドコーチ：伊佐勉）
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
ムッサ・ダマ
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人
・千葉（ヘッドコーチ：大野篤史）
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
コー・フリッピン
田口成浩
赤穂雷太 ※特別指定
西村文男
シャノン・ショーター
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
セバスチャン・サイズ
ラシードファラーズ
原修太