10月28日、各地でBリーグ第6節が行われ、琉球ゴールデンキングスは敵地で広島ドラゴンフライズと対戦した。
7連勝中と好調の琉球。しかし、この試合の立ち上がりは広島に主導権を握られる。アイザイア・マーフィーやジャマリ・トレイラーらに得点を許し、15-20と最初の10分間で5点ビハインドを背負うことに。それでも第2クォーターには徐々にペースを取り戻し、36-38と2点差まで迫って後半へ。
第3クォーター中盤にはファストブレイクからの満原優樹の得点で逆転に成功。しかし、終盤に再逆転を許し、54-56で最終クォーターへ。最後の10分間は一進一退の展開が続く中、試合時間残り4秒時点で広島のトーマス・ケネディに3ポイントを許し、72ー72の同点。タイムアウトを挟み、琉球の最後の攻撃を託された並里成がグレゴリー・エチェニケのブロック越しにジャンプショットを放つと、これが試合終了のブザーとともにリングを射抜き、最終スコア74-72で琉球が劇的な勝利を収めた。
琉球は並里が17得点、今村佳太が13得点を記録。さらには岸本隆一とジャック・クーリーがそれぞれ10得点を挙げるなど、4選手が2ケタ得点を記録し、リーグ8連勝を果たした。
■試合結果
広島ドラゴンフライズ 72-74 琉球ゴールデンキングス(@広島サンプラザホール)
広島|20|18|18|16|=72
琉球|15|21|18|20|=74