1月16日、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 ONLINE CONTESTS」が配信された。新型コロナウイルス感染拡大を受け、茨城県水戸市で行われる予定だった「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO」は中止となったが、日本バスケ界の理念である「バスケで日本を元気に」を目指すために、オンラインでの開催が決定。オンラインで行われたのは「ダンクコンテスト」「スキルズチャレンジ」「3ポイントコンテスト」の3種目だ。
スキルズチャレンジに挑戦したのはアイザイア・マーフィー(広島ドラゴンフライズ)、並里成(琉球ゴールデンキングス)、篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、富樫勇樹(千葉ジェッツ)、多嶋朝飛(レバンガ北海道)、平尾充庸(茨城ロボッツ)の6選手。リーグでもスピード、スキルに定評のある選手が覇を競った。
1本のミスも許されない展開となったスキルズチャレンジで、千葉の富樫が21秒85をたたき出す。昨年のチャンピオンの北海道の多嶋が迫るも上回れず。最後に地元茨城の平尾が挑戦したが最後のミスが響いて惜しくも27秒20の記録に終わった。中継のゲストも務めていた平尾は「富樫選手はビデオを早送りしていたみたい」と舌を巻いたほど圧倒的なスピードを画面いっぱいに披露。富樫が2019年の富山大会以来、2年ぶりにチャンピオンの座に返り咲いた。
優勝した富樫は「優勝できてとても嬉しいです」とコメント。さらに「皆さんこんにちは。スキルズチャレンジ、優勝できて嬉しいです。コロナでオールスターは中止にはなりましたが、こうやってオンラインでいろんなコンテストが行われて少しでも喜んでいただけたら嬉しいです。来年こそ皆さんの前でスキルズチャレンジにもう1回チャレンジして、優勝したいと思います」と早くも次回での優勝を誓った。