2021.01.10

水戸市の要請を受け、Bリーグオールスターが中止に。島田チェアマンがおわびのコメントを発表

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 1月9日夜、Bリーグは、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO 」の開催中止を発表した。

 Bリーグは8日、同大会を予定どおり開催することを発表していたが、開催には茨城県、水戸市の確認のうえで開催する旨も伝えていた。そして9日、開催地である水戸市より中止の要請を受けたことにより中止が決定した。

 水戸市からの要請内容は以下のとおり。
「・県外から多数の来場者が見込まれること
・市内の新規陽性者数が著しく増加している状況であること
・2021 年 1 月 8 日より水戸市が茨城県の「感染拡大市町村」に指定されたこと
 上記の理由から中止を要請する」

 なお、Bリーグはチケットは払い戻しを実施。払戻方法などの詳細は、確定次第改めて案内するとのこと。

 最後に、今回の開催中止を受けて発表されたBリーグ島田慎二チェアマンがコメントをお伝えする。

「この度、B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2021 IN MITO の中止を決定いたしました。

昨日開催決定を発表しておきながら翌日に開催を中止することになり、大会を楽しみにしてくださったファンの皆様、大会開催に向けてご協力いただいた選手、クラブ、茨城県バスケットボール協会、テーブルオフィシャル、審判、ボランティア全ての皆様には、混乱させてしまいましたこと、お詫び申し上げます。

オールスター開催に向けて、水戸市とホームクラブの茨城ロボッツと新型コロナウイルス感染拡大防止を最重要案件としながら、何度も会議を重ね、ご来場いただく皆様には、少しでも新型コロナウイルス感染症のことを忘れ、純粋に楽しんでいただきたいという思いを持って進めて参りました。

昨日も開催については、茨城県、水戸市と協議をさせていただきましたが、リーグのスタンスは、政府や自治体の要求、要請に従って開催方針を決定することであり、我々の決定は今後のリーグ戦の開催にも大きな影響があることから、中止についての要請を受けていない以上、開催をするという判断をいたしました。

しかし、本日、水戸市から中止要請が正式に出されましたので、決定をすぐに覆すことになりますが、即座に中止を判断した次第です」

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