■信州ブレイブウォリアーズvs新潟アルビレックスBB（@松本市総合体育館）
第1戦：2月27日15時5分 第2戦：2月28日14時5分
bjリーグ時代から常に新潟アルビレックスBBが優位に立ってきたが、B1という同じ舞台に立った今シーズンは第15節に信州ブレイブウォリアーズが連勝し、勝率でも立場が逆転しつつある。ホームを守れなかった新潟としては、B1で地区優勝も果たしたプライドを取り戻す必要がある。
その意味では、前節に信州と同じ昇格組の広島ドラゴンフライズを退けたことは良い材料だ。2戦を通じてインサイドを力強く攻め、特に第1戦は林翔太郎がキャリアハイの22得点の活躍でチームに火をつけた。第2戦は納見悠仁らが効果的に3ポイントシュートを浴びせるなど内外のバランスも向上。6試合欠場していた五十嵐圭が復帰し、12月から戦列を離れていた星野曹樹も復帰のメドが立った。バイウィーク明けの今節は反撃の狼煙を上げる絶好の機会だ。
一方の信州は、千葉ジェッツの地力を思い知らされる結果となった。第1戦はロースコアの展開に持ちこんでリードしながらも、第4クォーターで8得点に終わり、6点差で黒星。第2戦は昨シーズンまでのホームに凱旋した小野龍猛が今シーズン最多の11得点を挙げたが、ディフェンスを崩されて今シーズン初めて90失点を超える完敗だった。3月は同じ西地区上位との対戦が多く、ここが踏ん張り時。
前回対戦の合計アシスト数は新潟が32個に対し、信州は51個。新潟はこの数字をひっくり返したいところ。特に五十嵐や納見、柏倉哲平らガード陣の巧みなコントロールで信州のディフェンスを崩したい。
文=吉川哲彦
■ロスター
・信州（ヘッドコーチ：勝久マイケル）
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
佐藤託矢
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
・新潟（ヘッドコーチ：福田将吾）
星野曹樹
大矢孝太朗
アレン・ダーラム
五十嵐圭
柏倉哲平
石井峻平 ※インジュアリーリスト
西田優大
納見悠仁
佐藤公威
ロスコ・アレン
水野幹太
池田雄一
林翔太郎
ジェイソン・ウォッシュバーン