2月26日、松江市総合体育館では2週間ぶりに再開となったB1の第24節が開催。島根スサノオマジックはサンロッカーズ渋谷との第1戦に臨んだ。
第1クォーター、島根は序盤から0−10と苦しい立ち上がり。しかし前節好調だった北川弘がチーム初得点を決めると徐々に差を詰め、結局22−22のイーブンでこのクォーターを終える。
続く第2クォーター、序盤は拮抗した展開となるも、中盤以降徐々に島根がインサイドで優位に立ち、点差を広げていく。しかし残り3分を切ったところで島根にアクシデント。デモン・ブルックスが足を負傷して交代を余儀なくされ、以降はSR渋谷に差を詰められて45−42で試合を折り返した。
第3クォーター早々にジェームズ・マイケル・マカドゥの連続得点で逆転されると、SR渋谷の強固なディフェンスを崩せずさらに点差を広げられていく。それでも終盤には2点差まで迫った島根、しかし残り8秒で野口大介に3ポイントを決められ、62−67で最後の10分間へ。
島根は第4クォーター早々に追いつくことに成功するも、その後はリードチェンジを繰り返す展開に。一進一退の攻防が続くなか、82−83で迎えた残り9秒、ペリン・ビュフォードが獲得したフリースローを1本成功して同点とし、試合はオーバータイムに突入する。
迎えた5分間の延長戦ではSR渋谷に先制を許すも、直後にビューフォードの3ポイントで再び逆転する。92−88で迎えた残り42秒、今シーズンSR渋谷から島根に移籍した杉浦佑成のアシストからビューフォードの豪快なアリウープダンクが決まって勝負あり。
オーバータイムまでもつれた大接戦を99−90で制した島根は、明日の第2戦で今シーズン初のホーム2連勝に挑む。一方敗れたSR渋谷は3連敗となった。
この日大活躍だったビュフォードはシーズンハイを大きく更新する30得点。16リバウンドもマークし、今シーズン2回目のダブルダブルで攻守に存在感を示した。また、リード・トラビスも21得点16リバウンドとダブルダブルの活躍で勝利に貢献した。
■試合結果
島根スサノオマジック 99-90 サンロッカーズ渋谷(@松江市総合体育館)
島 根|22|23|17|21|16|=99
SR渋谷|22|20|25|16|7|=90