2月28日をもって特別指定選手としての活動を終了した広島ドラゴンフライズの佐土原遼が、コメントを発表した。
同選手はクラブ公式HPで「約2カ月間たくさんのご声援ありがとうございました。この期間でたくさんのことを学ぶことができ、稲吉オーナーをはじめ、浦社長、スタッフ、チームの方々に感謝しています。この経験を生かし、学生最後のシーズンを頑張りたいと思いますので、引き続きご声援のほど、よろしくお願いたします。本当にありがとうございました」とコメント。感謝の意を述べた。
また、浦伸嘉代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーは、「12月に合流してまもなく実力でプレータイムを得て、存在感を十分に発揮してくれました。新たにアウトサイドシュートを中心としたプレースタイルに挑戦しながら、外国籍選手に物怖じせず積極的にドライブでゴールを狙うプレーでチームに流れを引き寄せ、勢いを与えてくれました。その姿は多くのファンからも愛され、苦しいチーム状況の中で明るい話題を提供してくれました。今回の経験を生かし、今後もさらに活躍してくれると期待しています」と語った。
佐土原は、192センチ97キロのパワーフォワード。現在東海大学の3年生で、昨年行われた第72回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)では決勝戦でチーム最多となる18得点を記録し、優勝に貢献した。インカレ終了後に広島へ加入し、14試合の出場で57得点(平均4.1得点)18リバウンド(同1.3リバウンド)を記録。最終戦となった28日の千葉ジェッツ戦ではプロ初先発を飾った。