アルバルク東京、両エースの不在をチーム力でカバーして富山グラウジーズに勝利

30得点を挙げたジョーンズ[写真]=B.LEAGUE

 3月3日、アリーナ立川立飛ではB1第25節が開催。アルバルク東京は、ホームで富山グラウジーズとの一戦に臨んだ。

 ケガで田中大貴アレックス・カークの両エースを欠くA東京は、田中の代わりに2試合連続でスターターに入った小酒部泰暉のアシストから菊地祥平のジャンプショットで先制する。徐々にペースを掴んだA東京は28-22とリードしてこのクォーターを終える。
 
 第2クォーターもA東京優勢で試合が進む。富山のジュリアン・マブンガに3ポイント3本を含む13得点を許すも、A東京はゴール下で強さを見せ、チームオフェンスで得点を重ねる。試合前半だけでオフェンスリバウンド10本を含む23リバウンド、19アシストを記録したA東京が54-45とリードして折り返す。

 第3クォーター、序盤に富山に点差を詰められるも、中盤以降富山がシュートを決めきれず、再びA東京ペースに。結局このクォーターを終えてA東京が80−67と更に差を広げた。

 迎えた第4クォーター、序盤から両チーム得点を重ねるなか、中盤にA東京は相手のターンオーバーから2連続得点を決め17点差とし試合の大勢を決めた。その後点差をさらに広げたA東京が、114−87で3試合ぶりの勝利をつかんだ。敗れた富山は2連敗となった。

 A東京はケビン・ジョーンズが両チームトップとなる30得点の活躍を見せると、チーム全体で36アシストと、両エースの不在をチーム力でカバーした。敗れた富山はリチャード・ソロモンの欠場が響いた。なお第2クォーターに富山のジュリアン・マブンガが史上2人目のB1通算3ポイントシュート500本を達成した。

■試合結果
アルバルク東京 114-87 富山グラウジーズ(@アリーナ立川立飛)
A東京|28|26|26|34|=114
富 山|22|23|22|20|=87

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