広島ドラゴンフライズは12日、チリジ・ネパウエの獲得を発表した。メディカルチェックなどを経てチームに合流しており、20日の琉球ゴールデンキングス戦から出場可能とのこと。
南アフリカ共和国出身で現在31歳の同選手は、208センチ122キロのセンター。熊本ヴォルターズ、仙台89ERS、バンビシャス奈良を経て2019年に福島へ加入。今シーズンは33試合の出場で485得点(平均14.7得点)312リバウンド(同9.5リバウンド)58アシスト(同1.8アシスト)を記録していたが、3月8日に福島との契約解除が発表されていた。
ネパウエはクラブ公式HPで「広島ドラゴンフライズにこのような機会をいただき、感謝しています。今シーズン、ハードに戦いますのでファン、パートナー企業の皆さまからサポートいただければと思っています。ポジティブにシーズンを終わりたいと思いますので、熱いご声援よろしくお願いいたします」とコメント。
同クラブの岡崎修司ゼネラルマネージャーは、「直近まで(広島ドラゴンフライズは)インサイドの外国籍選手が1名ということもあり、ペイントエリアでの失点が非常に多く、総リバウンド数でも対戦チームと大きな差が出ていました。ネパウェ選手はリバウンドも強く、インサイドで体を張り、粘り強くプレーできる選手です。日本でのプレー経験も長く、直近まで(福島で)プレーもしていたこともあり、合流してすぐに試合に絡んでいくことができると考えております。ネパウェ選手の加入により、チームの弱点となっているインサイドを補うことができ、チーム力が大きく向上することを期待しています」と語った。