レバンガ北海道は1日、宮永雄太ヘッドコーチが今シーズンをもって双方合意のもと退任すると発表した。
地元・北海道出身で現在39歳の同氏は、2004年に東芝ブレイブサンダース(現川崎ブレイブサンダース)へ入団。その後リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)や北海道、富山グラウジーズなどでプレーし、2018年に現役を引退した。引退後は富士通レッドウェーブのアシスタントコーチを務めていたが、昨年5月に北海道の指揮官に就任。今シーズンは14勝45敗で東地区10位という成績を残していた。
宮永氏は退任にあたり、「短い期間ではございましたが、『新生レバンガ北海道』を届けるため、目標に向かって力を尽くしたこのシーズンに何も後悔はありません。この厳しい状況の中、チームの為に力を尽くしてくれた選手、スタッフ、クラブの皆様、北海道バスケットボール協会の皆様、本当に有難うございました」とコメント。
また、同クラブの折茂武彦社長は「生まれ育った北海道でチームを率いることへの喜びと強い想いをまっすぐ言葉にし、『This is us.』を掲げ、新生レバンガ北海道の土台を創るべく尽力してくれたことに、心より感謝しております」と述べている。