愛媛が新指揮官を発表、グレスマンHCと基本合意「県の誇りとなるようなチームに」

 愛媛オレンジバイキングスは8月30日、リチャード・グレスマンヘッドコーチとの基本契約合意を発表。公益財団法人日本バスケットボール協会(JBA)からコーチライセンスが付与された後、正式契約を締結する。

 アメリカ出身で39歳のグレスマン新HCは、2002年にNCAA3部のホイーロック大学でコーチキャリアをスタート。その後、アデルフィ大学でのアシスタントコーチ、ロングアイランド大学でのオペレーション・ディレクター、アシスタントコーチを経て、2012年からNCAA1部のデュケイン大学でアシスタントコーチを務めた。

 河合竜児氏(現ライジングゼファー福岡HC)に代わって愛媛の指揮を執るグレスマン新HCは、クラブをとおして「このような機会をいただき、とても光栄です。私の目の前にあるゴールとしては愛媛オレンジバイキングスが愛媛県の誇りとなるようなチームにすることです。コーチとして、いつも成功へと突き進む重要な要素としてチームの文化を作っています。チームのゴールの為にワガママでなく献身的になることを基礎として私のコーチ哲学として伝えております」と述べ、「私の目指すバスケットボールはエネルギッシュなハイテンポのスタイルです。家族も愛媛県に来ることをとても楽しみにしています。よろしくお願いします」とコメントした。

 なお、クラブは30日時点で、楯昌宗(元仙台89ERS)、冨岡大地(元広島ライトニング)、チェハーレス・タプスコット(元香川ファイブアローズ)、ニカ・ウィリアムズ(元香川)を新戦力として獲得している。

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