西宮ストークスと茨城ロボッツにけん責処分…「入国後14日間待機要請」に従わず、待機期間中の選手が練習に参加

 Bリーグは12月4日、西宮ストークスと茨城ロボッツの規約違反による制裁を発表した。

 西宮は今季国外から日本に新規入国した3人の選手について、入国の次の日から起算して14日間は検疫所長が指定する場所で待機し、不要な外出をしないよう要請されていたにもかかわらず、14日の待機期間内において、前記待機場所外で行われたチーム練習に参加させていたという。

 これは、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため政府が実施している水際対策の一環である「入国後14日間待機要請」に従わない行為であり、リーグはクラブに対してけん責(始末書をとり、将来を戒める)の処分を科した。

 一方茨城も国外から日本に再入国した2人の選手を、14日の待機期間内において待機場所外で行われたチーム練習に参加させ、そのうち1選手については公開練習試合にも参加させていた。こちらも「入国後14日間待機要請」に従わない行為であり、西宮と同様にリーグからけん責処分が科されている。

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