福島ファイヤーボンズは7日、マーク・セントフォート、鈴木大との契約が満了し、自由交渉選手リストへ公示したと発表した。
現在32歳のセントフォートは、200センチ95キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。フランスやバハマなどを経て2019年に来日し、埼玉ブロンコス(現さいたまブロンコス)へ入団した。今シーズンはシーホース三河、新潟アルビレックスBB、広島ドラゴンフライズと3クラブを渡り歩き、今年1月に福島へ加入。福島では30試合に出場し、374得点(平均12.5得点)177リバウンド(同5.9リバウンド)を挙げた。
山形県出身で現在30歳の鈴木は、183センチ80キロのポイントガード兼シューティングガード。2013年に信州ブレイブウォリアーズへ入団し、2018年に福島へ移籍。今シーズンは58試合の出場で249得点(同4.3得点)127アシスト(同2.2アシスト)を記録していた。
セントフォートは発表に際し、「福島ファイヤーボンズのチームメイト、スタッフ陣、そして球団の皆様に感謝いたします。福島県の象徴になる機会を与えてくださり、そして温かく受け入れてくださりありがとうございます。 福島ファイヤーボンズのファンの皆様にも感謝しています。遠いところまで応援に来てくださったり、毎試合会場でのサポートをありがとうございました。ファンの皆様の前で試合ができとても楽しかったです。 ファンの皆様の幸運を願っています」とコメント。
鈴木は「福島ファイヤーボンズという震災をきっかけに発足した特別なチームでプレー出来たことを誇りに思います。福島に来て震災のことをはじめいろいろなことを改めて感じさせられました。この経験をこれからの活動に活かしていきたいと思います。またどこかで皆さんとお会い出来ることを楽しみにしています。 3年間ありがとうございました」とメッセージを送っている。