熊本ヴォルターズは20日、ドナルド・ベック氏が2021-22シーズンのヘッドコーチに就任すると発表した。
アメリカ出身で現在67歳の同氏は、1978年に指導者としてのキャリアをスタートさせ、ベルギーやドイツなどでヘッドコーチを務めたのち2010年に来日し、トヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)の指揮官に就任。その後トヨタ自動車アンテロープスや富山グラウジーズを指揮し、今シーズンは名古屋ダイヤモンドドルフィンズのアドバイザーを務めた。
ベック氏は19日に就任会見を行い、「勝つということは約束できないのですが、全ての試合に対してきちんと準備する、全ての試合で全力を出し切ってプレーすることを約束します。皆さんに誇りに思ってもらえるようなチームを目指して、コート上で全てを出し切りたいと思いますので、今シーズンも会場に足を運んでくださるとうれしいです」などどコメントした。