6月2日、B3リーグに所属する埼玉ブロンコスはキャプテンを務める田中良拓を筆頭に、吉川治耀、山口力也、モーガン・ヒカル・エイケンら計4選手との契約継続を発表した、
4選手はプレーヤーとしてだけではなく、クラブスタッフとしても働く予定。田中はアカデミーコーチ、吉川と山口はアカデミーコーチ補佐、エイケンはアシスタントデザイナーを兼任する。今回の発表に際し、エイケンなどは「デザインの部分でも、自分の経験をチームに還元したい」と意気込みを語っている。
選手とクラブスタッフとの兼任契約を結んだことに対し、今年3月から同クラブのオーナー兼取締役を務める池田純氏は以下のようにコメントしている。
「初めてのシーズンですし、野球同様バスケットボールビジネスも一巡しないと体得できないと想定していましたが、それ以前に正直コロナで先行きがよくわかりません。そんな中、契約交渉前までは前年の選手全員と契約することを考えていましたが、より一層経営戦略を、選手にも理解してもらえる重要性が高まりました。“二足のわらじ”を理解してくれ、また将来のブロンコスを背負ってくれる可能性のある選手たちとのみ契約できる運びと、自然となりました。
まだ全4名のチームです。新生ブロンコスのスタートとしては、意義のある“粋な”ファミリーだと私個人は思っています。今年は、クラブも選手も私も、「稼げない年」です。ただし、将来に稼ぐための「サヴァイブ」の年でもあります。もっともっと“粋な”ファミリーをいつでも募集しています」