福大大濠が3年ぶり4度目の優勝! 明成を下してインハイ王者に輝く

夏の王者に輝いた福大大濠 [写真]=山口剛生

 8月2日にあづま総合体育館で平成29年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)の男子決勝が行われ、明成高校(宮城県)と福岡大学附属大濠高校(福岡県)が対戦した。

 3年ぶりに決勝で顔を合わせた明成と福大大濠。2年ぶりのインハイ優勝を目指す明成は、塚本舞生、相原アレクサンダー学八村阿蓮、田中裕也、本間紗斗の5人で試合をスタート。福大大濠は永野聖汰、中崎圭斗、中田嵩基横地聖真井上宗一郎の5人がスタメンに名を連ねた。

 試合開始約4分間で11-0のランを作ることに成功した明成に対し、福大大濠は開始4分20秒にようやくチーム初得点を記録。明成が試合の主導権を握る中、第1ピリオド終了間際には川村亮汰の3ポイントで加点し、16-9で最初の10分間を終えた。

 第2ピリオドは福大大濠がアウトサイドを起点に攻めこむ。一時30-17と13点差まで突き放されたが、中崎の3ポイントシュートや井上のバスケットカウントで得点をマーク。徐々に点差を縮め、36-32でハーフタイムを迎えた。

 続く第3ピリオドも福大大濠が主導権を握る。開始早々に失点を喫したが、土家大輝の3ポイントなどで攻めこみ、終了間際には逆転に成功。47-49で勝負の10分間に突入した。

 最終ピリオドは両チームが点を取り合い、リードが入れ替わる好展開に。それでも、福大大濠が60-61で逃げきり、3年ぶり4度目の優勝を果たした。

■インハイ男子試合結果
明成高校(宮城県) 60-61 福岡大学附属大濠高校(福岡県)
明成高校|16|20|11|13|=60
福大大濠|9|23|17|12|=61

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