2017.08.02

岐阜女子がインハイ初優勝! 決勝で大会5連覇中の桜花学園を撃破

インターハイを制した岐阜女子 [写真]=山口剛生
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 8月2日にあづま総合体育館で平成29年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)の女子決勝が行われ、岐阜女子高校(岐阜県)と桜花学園高校(愛知県)が対戦した。

 3年連続同一カードの対戦となった女子決勝。岐阜女子は石坂ひなた、池田沙紀、木下七美、バイ・クンバ・ディヤサン、江田晴香がスタメンに名を連ね、大会5連覇中の桜花学園は山本麻衣、出原菜月、藤本愛瑚、伊森可琳、坂本雅の5人が先発出場した。試合は開始1分12秒に山本の得点で桜花学園が先制すると、岐阜女子はディヤサンの得点ですぐさま応戦。桜花学園はシュートが決まらない時間が続く中、岐阜女子はディヤサンと石坂がゴール下で体を張り確実にスコアを伸ばす。第1ピリオドは15-8と岐阜女子の7点リードで終了した。

 第2ピリオドも岐阜女子がインサイドで強さを見せる。対する桜花学園は出原が開始7分30秒にファウルトラブルでベンチに下がったものの、リズムをつかみ始め、26-19でハーフタイムに突入した。

 第3ピリオドは先取点を奪った桜花学園がペースを握る。序盤の連続得点で相手に詰め寄ると、藤本の3ポイントも飛びだし1点差に。さらに平下愛佳のバスケットカウントもあり、一時同点に追いつく。その後も一進一退のゲームが繰り広げられ、岐阜女子リードの46-40で終えた。

 最後の10分間は、桜花学園の山本、岐阜女子のディヤサンがそれぞれ存在感を発揮。タイムアウト明けの残り1分10秒にディヤサンがインサイドから得点を積みあげ、59-52と7点差に。直後に3ポイントを決められたが、最終スコア61-55で勝利を収め、岐阜女子がインハイ初優勝を遂げた。

■インハイ女子決勝試合結果
岐阜女子高校(岐阜県) 61-55 桜花学園高校(愛知県)
岐阜女子|15|11|20|15|=61
桜花学園|8|11|21|15|=55

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