11月11日、静岡県武道館にて「SoftBankウインターカップ2018 平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の代表校を決める静岡県予選の決勝戦が開催。女子の部では浜松開誠館高校が駿河総合高校と対戦した。
試合は石牧葵(3年)の得点で開誠館が先制。ゾーンプレスからリズムがつかむと、鈴木侑(3年)、石牧、松岡木乃美(2年)の3ポイントやインサイド、1on1などで着々と点数を重ねる。対する駿河は、果敢にシュートまで行くもののリングに嫌われ、開誠館にリバウンドを支配される。第1クォーターだけで33-9と開誠館が大量リードを得た。次の10分間は互いに点を取り合って16-15で終了。25点差でハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは再び開誠館が主導権を握る。鈴木、石牧らがオールラウンドにプレーを展開し得点を重ねる。駿河もパスワークが良くなり速攻を決めるも、なかなか得点が伸びず。さらにはファウルトラブルにも陥りが苦しい時間が続き、同クォーター終了時点で71-30と大きく差が開いた。最終クォーター、開誠館は主力メンバーをベンチに下げる余裕を見せる。試合終了残り4分以降は3年生主体のメンバーに戻して相手を上回り、最終スコア97-47で試合終了。決勝戦で50点差をつけた開誠館が、3年連続の全国大会への切符を手にした。
【試合結果】
浜松開誠館 97-57 駿河総合(@静岡県武道館)
浜松開誠館|33|16|22|26|=97
駿河総合 |9|15|6|17|=47
写真・情報提供=一般社団法人静岡県バスケットボール協会