6月3日に第5回東アジアバスケットボール選手権大会が長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で行われ、予選グループAに所属する日本代表が韓国代表と対戦した。
試合が始まると、富樫勇樹(千葉ジェッツ)がスティールから先制点をマーク。続けて比江島慎(シーホース三河)が3ポイントシュート、アイラ・ブラウン(サンロッカーズ渋谷/※自由契約選手)が2連続得点を決め、9-0のランで好スタートに成功する。その後は橋本竜馬(三河)のアウトサイドシュートや馬場雄大(筑波大学)のファーストブレイクなどで得点を積みあげ、23-18と5点リードで最初の10分間を終えた。
続く第2クォーターは、ブラウンのダンクや馬場のドライブで加点するも、韓国に連続得点を許し27-27と同点に追いつかれる。それでも、ブラウンと富樫を起点に攻撃を展開して7連続得点を挙げると、最後は小野龍猛(千葉)が3ポイントを沈め、37-33でハーフタイムを迎えた。
第3クォーターに入ると、太田敦也(三遠ネオフェニックス)のポストプレーやブラウンの3ポイントで47-37と引き離したが、その後ファーストブレイクなどで点差を縮められ50-44に。田中大貴(アルバルク東京)がシュートを沈め8点差まで広げるが、連続得点を喫し58-56と2点差に詰め寄られた。
最終クォーターに突入しても一進一退の攻防が続く。竹内譲次(A東京)のフリースローなどで試合終了残り2分41秒に73-67と6点差まで広げるが、同1分32秒に3ポイントを決められ73-72と1点差に。しかしタイムアウト明けの同残り40秒、富樫がジャンプシュートを決め、リードを3点に広げて勝負あり。その後は橋本、田中がフリースローを沈めて78-72で逃げきり、日本が初戦を勝利で飾った。
■日本代表 78-72 韓国代表(@長野市真島総合スポーツアリーナ)
日本 |23|14|21|20|=78
韓国 |18|15|23|16|=72