怒とうの反撃も実らず、日本代表の田中大貴「自分たちでチャンスを潰してしまった」

田中は準決勝で13得点をマークした [写真]=山口剛生

 6月6日に長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で行われた第5回東アジアバスケットボール選手権大会準決勝で、男子日本代表チームはチャイニーズ・タイペイ代表に73-78で敗れた。

 チーム2位となる13得点を挙げた田中大貴アルバルク東京)は「試合をとおして後手に回ってしまいました」と振り返り、「オフェンスリバウンドを相手にたくさん取られてしまい、ディフェンスの部分でも我々がやるべき激しいディフェンスを相手にやられた」と述べ、ボールへの執着に差があったと指摘。また、後半に怒とうの追いあげを見せて最終クォーターに5点差まで詰め寄ったが、「追いつきそうな時でも、オフェンスリバウンドなど細かいところを疎かにしてしまったことで、自分たちでチャンスを潰してしまった」と悔やんだ。

「冬の間、シーズン中に合宿を重ねてきた」とこれまでの代表活動を思い起こした田中。7日の19時から行われる、大会最終戦となる中国との3位決定戦に向けて、「ヘッドコーチが求めるバスケットを出したい。激しいディフェンスやリバウンドの部分も、今日の試合を踏まえて改善しなければなりません」と語り、「今までやってきた試合の中でも 1 番良いゲームができるように臨みたい」と意気込みを述べた。

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