2017.06.06

日本代表が決勝進出を逃す、後半の追いあげ及ばず5点差惜敗

チーム最多の20得点を挙げ日本代表をけん引した比江島 [写真]=山口剛生
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 6月6日に長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で第5回東アジアバスケットボール選手権大会準決勝が行われ、日本代表がチャイニーズ・タイペイ代表と対戦した。

 試合が始まると、日本は太田敦也アイラ・ブラウンが中心となって得点を積みあげる。第1クォーター残り3分14秒時点で14-16と拮抗した展開に持ちこむが、相手にゴール下から連続得点を奪われ、15-25とリードを2ケタに広げられて最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは序盤に竹内譲次永吉佑也が加点すると、その後は比江島慎を起点に攻撃を組み立てる。しかし、相手にペイントエリアでの得点を許し、点差を縮められない時間が続く。残り2分29秒に決めた田中大貴の3ポイントを最後に得点が生まれず、26-40と14点ビハインドで前半を終了。

 第3クォーターに入っても日本はシュートを決められず、残り7分18秒には26-47と21点差に。しかしその後、ブラウンがフリースロー、ジャンプシュートで得点を重ねて追いあげると、比江島が最後の4分間で10得点をマークし、47-55と点差を1ケタに縮めてこのクォーターを終えた。

 最終クォーターは橋本竜馬のフリースロー、永吉のジャンプシュートで51-56と5点差まで追いあげるが、相手のファーストブレイクなどで立て続けに失点を喫し、試合終了残り7分13秒で51-68と再び引き離される。それでも、田中がティップイン、フリースロー、ジャンプシュートで得点を積み重ね、同4分57秒で59-68に。その後も比江島の得点、馬場雄大と橋本のフリースローで71-76まで詰め寄ったが、逆転できずに最終スコア73-78で敗れた。

 なお、日本代表は7日、中国との3位決定戦に臨む。

■日本代表 73-78 チャイニーズ・タイペイ代表(@長野市真島総合スポーツアリーナ)
JPN |15|11|21|26|= 73
TPE |25|15|15|23|= 78

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