日本が3位で大会終了、序盤に大量リードを奪い中国に快勝

帰化選手のブラウン(右)は21得点11リバウンドの“ダブルダブル” [写真]=山口剛生

 6月7日に長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で第5回東アジアバスケットボール選手権大会3位決定戦が行われ、男子日本代表チームが中国代表と対戦した。

 試合が始まると、日本は太田敦也のバスケットカウントで3点プレーに成功し、アイラ・ブラウン比江島慎小野龍猛が3ポイントシュートで得点を積み重ねる。さらに、竹内譲次のスティールから生まれたファーストブレイクで田中大貴がフィニッシュし、26-9と大量リードで第1クォーターを終えた。

 第2クォーターは互いに得点が伸びずロースコアの展開になる中、残り45秒に小野のパスから竹内譲がアリウープを沈める。終了間際に相手に3ポイントを許すが、35-20と2ケタの点差をキープしてハーフタイムを迎えた。

 第3クォーターは一転して点の取り合いに。橋本竜馬、田中がアウトサイドから攻めこむと、ブラウンもジャンプシュートで連続得点を挙げる。そして残り44秒には、スティールから速攻に持ちこんだ馬場雄大がダンクを決め、57-41で最後の10分間に突入した。

 最終クォーターもブラウン、竹内譲、竹内公輔らが中心となって危なげなく試合を進め、最終スコア76-58で日本が快勝。この勝利で日本の最終順位が3位に決定し、今大会の全日程が終了した。

■日本代表 76-58 中国代表(@長野市真島総合スポーツアリーナ)
日本 |26| 9|22|19|= 76
中国 |9 |11|21|17|= 58

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