7月1日にエジプトのカイロでFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017が開幕し、グループCに所属する男子U19日本代表チームがスペイン代表と対戦した。
重冨周希、三上侑希、西田優大、増田啓介、八村塁のスターティングファイブでゲームに臨んだ日本。試合開始約1分30秒の間に、西田と八村が3ポイントシュートを沈めて好スタートに成功すると、その後も残り4分14秒に増田、同2分34秒に八村が3ポイントで得点を挙げ、16-15と1点リードで最初の10分間を終えた。
しかし、第2クォーターに入るとシュートを決められない時間が続き、残り4分38秒で19-29と10点のビハインド。それでも、八村がレイアップ、3ポイント、フリースローで7連続得点をマークして詰め寄ると、残り22秒には西田の3ポイントも成功し、33-35と2点差に追いあげてハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは残り8分29秒に重冨がレイアップを決めると、同6分48秒には西田のアウトサイドシュートで38-37と逆転。しかし、すぐさまダンクシュートを許すと、その後は主導権を奪えず、50-56と6点のビハインドで最後の10分間へ突入した。
最終クォーターも点差が縮められない展開が続く中、試合終了残り4分46秒に増田のレイアップで61-64と3点差に迫る。しかし、そこから徐々に引き離され、最終スコア67-78で敗れた。八村が20得点10リバウンドの“ダブルダブル”を記録して日本をけん引したが、勝利には結びつかなかった。
なお、日本は2日にマリ、4日にカナダと対戦する。
【試合結果】
■日本代表 67-78 スペイン代表(@エジプト、カイロ)
JPN |16|17|17|17|=67
ESP |15|20|21|22|=78