17得点を挙げU19代表をけん引した三上侑希「ここまできたら勝ちたかった」

エジプト戦の勝利に大きく貢献したキャプテンの三上[写真]=小永吉陽子

 7月9日(現地時間8日)にエジプトのカイロでFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017の9-12位決定戦が行われ、男子U19日本代表チームが延長戦の末にエジプト代表を76-73で下し、9位決定戦へ駒を進めた。

 今大会はここまでの全6試合に先発出場するも、シュートの不調に苦しんだキャプテンの三上侑希(中央大学2年)。しかし、この試合は第2クォーター残り4分48秒に3ポイントシュートで初得点を決めると、その後も積極的に攻めこみ、計17得点を挙げた。また、延長戦の残り2分2秒には相手を突き放す貴重な3ポイントを沈め、チームをけん引した。

 三上は、試合後のインタビューで「ここまできたら勝ちたかったので、気持ちで持っていった」と述べ、「決めなければいけないと思っていた。自分のタイミングを意識して打った」と、チームが苦しい時間帯に8本中7本のフリースローを決めてつないだ場面を振り返った。

 最後に、キャプテンから見たチームの成長を問われると、「最初は(八村)塁(ゴンザガ大学1年)に頼っていたが、だんだん周りもうまく馴染んできて全員で戦うことができている」と手応えを口にし、「最後の試合なので全員で力合わせて勝ちたいです」と、プエルトリコ代表との最終戦に向けて意気込みを語った。

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