7月28日、都内で平成29年度男子日本代表チームの公開練習が実施。フリオ・ラマス新ヘッドコーチ指導の下、国際強化試合、FIBA ASIAカップ2017に出場する日本代表選手がトレーニングに取り組んだ。
軽快な動きを見せた富樫勇樹(千葉ジェッツふなばし)は、「声を張りあげて指示を出す人ではなく、見た目どおり穏やかな人」と、合流したばかりのアルゼンチン人指揮官について言及。続けて、「初めて南米出身のコーチの下でプレーする」と明かし、「スタイルや好みを把握できていない。少しでも早く戦術を理解できるようにしたい」と意欲を示した。
司令塔としての活躍が期待される富樫は、ラマスHCが求める「速いバスケ」を実現するためのキーパーソンであり、そのことを自負している。「ガード陣には、ディフェンス時に前からプレッシャーをかけることを求められている。オフェンスではスピード。ディフェンスリバウンドを取ってから3秒、4秒で3ポイントラインまで持っていくという指示がある。速いバスケは自分の持ち味を活かすことができるので、チームにいい影響を与えたい」。また、HCが変わっても、「自分のプレースタイルを変えることはできない。千葉でのプレースタイルでやるしかない」と力強く語った。
なお、ウルグアイ代表との強化試合は、29日15時、30日16時から青山学院記念館で行われる。