台湾の台北市で8月27日、第29回ユニバーシアード競技大会の17-24位順位決定戦が行われ、男子日本代表が韓国と対戦。第3クォーターまでに15点のリードを作ると、最終クォーターは点差を縮められながらも主導権を把持し、84-80で勝ちきった。日本バスケットボール協会(JBA)は、公式HPをとおして試合後の選手のコメントを発表した。
安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)はチーム最長の28分27秒間コートに立ち、12得点5リバウンド2スティールを記録。「ノルウェーに負けて下位決定戦に回ることになってしまってみんな落ちこんでいた」と打ち明けながらも、「ミーティングで、切り替えるのは難しいが残り3試合勝つということ、前回大会(2015年)の21位を超えるということを確認しあって今日の試合に臨みました」と語った。
安藤は、女子日本代表がロシアを相手にした26日の準決勝(84-63で勝利)についても言及。「苦しい状況のなかで、全員が試合開始からオールコートでプレッシャーをかけて、相手のミスを誘って、走って、という、昨日の女子の試合で学んだことを今日の試合に活かすことができたと思います」と述べ、メダル獲得を成し遂げた女子代表の試合運びを理想に掲げたことを口にした。
また、自身の目標については、「まだシュートの確率が高いとは言えず、もっと確率良く決められるところもあると思うので、1本1本大事にしていきたいと思っています」と話した。
17-20位順位決定戦は28日に行われ、男子日本代表は、現在2勝4敗と勝敗数で並ぶロシアと戦う。
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