先発抜てきも「反省点が多い」、馬場雄大は次戦を見据える「下を向かずに準備したい」

スターティングファイブに名を連ねた馬場 [写真]=山口剛生

 11月24日、“AKATSUKI FIVE”男子日本代表チームが「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」の初戦でフィリピン代表と対戦。富樫勇樹千葉ジェッツ)、田中大貴アルバルク東京)、アイラ・ブラウン琉球ゴールデンキングス)、竹内譲次(A東京)に加え、現役大学生の馬場雄大(A東京)が先発に抜てきされた。

「自分がスタートで出ているのは勢いあるプレー、若さを求められてのこと。思いきりやった」と馬場。前半は「もう少しボールを求めていけば良かった」(馬場)との言葉どおり、ターンオーバーや消極的なプレーが目立った。それでも、第3クォーターに入ると、スティールから比江島慎シーホース三河)の得点をお膳立てし、3本のフリースローを含む7得点を記録。「タイミングよくアジャストできた。シューティングでも手応えがあり、決める自信はあったので思いきり打てた」

 FIBAランキング30位の強豪を相手にリードする時間はあったものの、結果的に71-77で敗戦。馬場は「反省点が多い。勝てた試合だと思う。もう一度反省したい」と口にし、「負けられない戦いが続くので、下を向かずに準備したい」と、27日に敵地で行われるオーストラリア戦を見据えた。

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