2月21日、「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 1次予選(Window2)」のチャイニーズ・タイペイ戦を翌日に控えた男子日本代表が前日練習をメディアに公開。練習後、竹内譲次(アルバルク東京)がインタビューに応じた。
73-78でチャイニーズ・タイペイに敗れた2017年6月の「東アジアバスケットボール選手権大会2017」では、帰化選手のインサイドプレーヤー、クインシー・デイビスに29得点17リバウンドを献上した日本。8月にレバノンで行われた「FIBA ASIAカップ2017」では、デイビスが欠場したこともあり日本が87-49で快勝したが、今回はデイビスが復帰しており、どれだけ彼を抑えられるかが勝利へのカギとなる。
相手キーマンとのマッチアップが予想される竹内は、「もちろん個人的にもがんばらなきゃいけないですし、チームで連動していかにやりたいことをやらせないかを練習でも時間を割いてきた。その作戦を遂行するだけでなく、まずは1対1でポストから遠い位置に行かせるなどもしっかりやっていきたい」と意欲を示した。また、メディア前での詳しい内容は避けたが「対策は練ってきている」と自信を覗かせた。
しかし、日本は富樫勇樹(千葉ジェッツ)、馬場雄大(A東京)がケガの影響で最終メンバーから外れ、竹内も直前に行われたリーグ戦を腰痛のため欠場するなど、決して万全な状態ではない。それでも、日本代表を長年背負ってきたベテランは「『明日負けたら終わり』だという気持ちをみんな持っている。ケガ人だったりシーズン中での試合だったりとかのバックグラウンドは関係なく、“ただ勝つ”というそれだけに集中したい」とライバル撃破へ気を引き締めた。