2月22日、「FIBAバスケットボール ワールドカップ2019 アジア地区 1次予選(Window2)」のチャイニーズ・タイペイ戦に臨む男子日本代表が、21日に前日練習をメディアに公開した。
今回選出された最終12名のメンバーは、フィリピン、オーストラリアと対戦した11月のWindow1から3名が変更。竹内公輔(栃木ブレックス)に加え、日本代表でもオフェンスの起点であった富樫勇樹(千葉ジェッツ)、馬場雄大(アルバルク東京)がメンバー外となり、比江島慎(シーホース三河)のオフェンス力への期待は今まで以上に高まる一戦となる。
練習後、報道陣の前に立った比江島は、チャイニーズ・タイペイ戦での攻撃の意識について問われると、「攻撃型の富樫がいない分、フォワードの僕らの仕事が増えてくるという自覚はあります」と明かし、「もっともっとアグレッシブにゴールにアタックしていこうと思っています」と静かな闘志を燃やした。
一方で、今回新たに招集された橋本竜馬(三河)、辻直人(川崎ブレイブサンダース)、永吉佑也(京都ハンナリーズ)へ向け「代わりに入ったメンバーもそれぞれ良い部分があるので、そこを出してくれれば穴は埋まると思っています」と期待を寄せ、「負けられないという状況の中で、第1クール(第12次強化合宿)からより良い練習ができた。選手間で話したわけではないですけど、全員から明日に懸ける想いは伝わっている」と、チームとしての手応えを口にした。
2連敗を喫している日本にとって、絶対に負けられないホームでの一戦は、22日の19時30分から横浜国際プールで開催される。