ラマスHC、2次予選初戦へ「いい準備ができた」…勝利のカギは「リバウンド」

日本代表を率いるフリオ・ラマスヘッドコーチ(左) [写真]=小永吉陽子

 敵地での「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window4)」に挑む男子日本代表が9月12日、試合会場のバルアン・ショラク・スポーツ・パレスで前日練習を実施した。

 日本代表を率いるフリオ・ラマスヘッドコーチは、4年ぶりに対戦するカザフスタンについて「リバウンドが強く、オフェンスリバウンドを3人でアグレッシブに取りに来る」印象を持っているという。ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース)がメンバーから外れたため、「ビッグマンだけでなく、ぺリメーター陣を含めた5人でボックスアウトさせること」、「オフェンスリバウンドを9本以上取られないようにすること」などが重要になると明かした。

 また、2016年以来の代表戦出場が濃厚な渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)を「オールラウンダーな選手」と評価。「何かのスペシャリストではなく、すべてにおいていい仕事ができる。ディフェンス、オフェンス、リバウンドなどすべてに貢献できる」と続けた。ファジーカスに代わって招集された帰化選手、アイラ・ブラウン琉球ゴールデンキングス)は1次予選の4試合に出場しており「チームのことをわかっている」。「『ニックがやっていたことをやってくれ』とは思っていない。オフェンスにおいてはチームで分担することが大事」と話した。

 国内外での合宿で「いい準備ができた」(ラマスHC)日本が13日、敵地での大一番に挑む。

モバイルバージョンを終了