9月13日にカザフスタンのバルアン・ショラク・スポーツ・パレスで「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選(Window4)」が行われ、男子日本代表がカザフスタン代表を相手に85-70で勝利を収めた。
先発ポイントガードを務めた富樫勇樹(千葉ジェッツ)は、ともにスターティングファイブに名を連ね、「高いレベルでやってきている選手」と評した八村塁(ゴンザガ大学)と渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)について「練習の回数は少なかったが、チームとして機能していた」と振り返り、「より高いレベルでプレーできるのは楽しい」と話した。
24得点の八村には「ニック(ファジーカス/川崎ブレイブサンダース)がいない分 彼にボールを渡すこと」を意識。約2年ぶりの代表戦で17得点2ブロックを挙げた渡邊には「(無理にボールを)渡そうと思っていなかった」ようで、「ディフェンスやリバウンド、スタッツに残らないところでもがんばれる選手なので」と続けた。
富樫自身は第2クォーター終盤の3ポイントシュート2本を含む9得点を記録。4アシスト3スティールも挙げ、「しっかりと(自分の仕事が)できた」
敵地での大事な初戦、「誰がいる、いないは関係ない。負けられないということを全員がわかっている」(富樫)という強い気持ちを持って臨んだことが勝利につながった。日本はホームに戻り、17日にイランを迎え撃つ。