日本代表候補の張本天傑、ラマスHCから求められていることは「スクリーンと3ポイント」

現在、Bリーグでは42.5パーセントという3ポイント成功率を残している張本[写真]=山口剛生

 11月21日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選 Window5」を控える男子日本代表の第7次強化合宿が行われ、公開練習後にヘッドコーチ、選手がメディア取材に応じた。

 前回のWindow4はBリーグ開幕前にあたる9月に行われたが、Window5は30日と12月3日の2連戦。Bリーグのシーズン中に実施されることもあり、選手たちのコンディションニングも気がかりだ。張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は同合宿を終え、「みんな全力で、ハードな練習に取り組めています。代表として、シーズン中でもこういった練習に慣れなきゃいけないなと思っているし、これが当たり前になってくると思うので自分がまた1つ成長するチャンス。しっかり色んなこと吸収したいです」と前向きに捉えた。

 張本自身、フリオ・ラマスHCから求められていることを問われると、「一つひとつのスクリーンをしっかりコンタクトしてかけることと、あとはやっぱり外の3ポイントとか、そのへんですかね」と話す。今シーズンの張本は、現在のBリーグで42.5パーセントという高い3ポイント成功率を残している。「40パーセント超えてるので、悪くないかなって……。結構周りがパスをさばいてくれるので、こっちも安心してシュートを打てています」。

 そう控えめに話したが、内外でプレーできる197センチ100キロのオールラウンダーは日本代表にとっても大きな存在だ。Window5前には名古屋ダイヤモンドドルフィンズの主将として富山グラウジーズと対戦する張本。好調を維持する彼の3ポイントに注目したい。

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