4月17日、メンフィス・グリズリーズと2way契約を結ぶ渡邊雄太が成田空港に帰国。プロ1年目を振り返ったほか、アーリーエントリーを表明した八村塁(ゴンザガ大学)、8月31日から9月15日にかけて中国で開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」についても言及した。
ゴンザガ大での3シーズン目を終え、NBAドラフト2019へのアーリーエントリーを表明した八村。渡邊は日本代表のチームメートについて「彼なら(NBAで)やっていけると思う。彼が大学3年間でやり遂げたことや成長度を見ても、ポテンシャルはすごい」と太鼓判を押し、「楽しみにしているし、あとは彼次第」とエールを送った。
また、4連敗から8連勝を果たし、21年ぶりに自力で出場権を獲得したワールドカップの舞台は「強くなっている日本を世界に見せる最初のチャンス」。渡邊自身は7月のNBAサマーリーグ出場後に日本代表の活動に合流予定だというが、「すごく楽しみにしている。(チームの)成長度はあるので、この夏いかに準備ができるか」と展望した。
さらに、FIBAランキング1位で、NBAのオールスター選手を擁するアメリカと同じグループに入ったことについて「簡単な話ではないが、勝負に“絶対”はない。最初から負けるつもりで試合をするつもりはない」と力強くコメントした。