八村塁「W杯では迫力あるプレーを見てほしい」…ウィザーズでの目標は「プレーオフ進出」

囲み取材に応じた八村[写真]=伊藤 大允

 7月22日、日清食品ホールディングス株式会社とのグローバルスポンサー契約を結んだ八村塁(ワシントン・ウィザーズ)が都内で記者発表会を実施。会見後、メディアの囲み取材に応じた。

 まず初めに「ドラフトが終わってからメディアの数も増えて、アメリカでも日本でも街を歩いていて話しかけられることが増えた。でもやっぱり、こういうふうに注目されるというのは日本のバスケとしてもいいですし、協会としても頑張ろうという中で、バスケが注目されるのは嬉しい。日清さんみたいに大きいスポンサーがついてくれてすごく嬉しい」とドラフト後の反響について語った。

サマーリーグではセカンドチームに選出された[写真]=伊藤 大允

 今夏は、ドラフト指名されたウィザーズにて「MGM Resorts NBAサマーリーグ」に参加。計3試合に出場で平均31.7分19.3得点7リバウンド1.7ブロックをマーク。ドラフト上位指名選手の多くがケガで欠場の中、全体9位指名の八村の注目度は高く、その中でチームの中心選手として高いレベルのパフォーマンスを披露し、サマーリーグセカンドチームにも選出された。NBA1年目の意気込みとして「ウィザーズは昨季は上位のチームではないが、色々トレードして良い選手がたくさん集まってきているし、コーチ陣も良いコーチばかりだと思う。やっぱりまずはプレーオフに出られることを目標にしていきたい。シーズンを通して1試合1試合がプレーオフ進出に関わってくるので、その中で僕がどれだけ勝ちに貢献できるかということを目標にしている」と話した。
 
 話題はその後、8月31日から開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」へ。「一言で言えばすごく楽しみです。サマーリーグで観てもらったように、比江島慎宇都宮ブレックス)さん、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)さん、馬場雄大アルバルク東京)さんも頑張っていたし、アメリカとか他のチームに勝てる可能性も十分あると思う。どれだけ自分たちの持ち味が出せるかすごく楽しみ」とW杯への意欲を語った。自身については「オフェンスでもディフェンスでも迫力あるプレーを見てほしい」と話し、W杯での活躍を誓った。

 

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