8月22日、さいたまスーパーアリーナで「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」第2戦が開催され、男子日本代表(FIBAランキング48位)がアルゼンチン代表(同5位)と対戦した。
日本のスターティングファイブは篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、馬場雄大(アルバルク東京)、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、ニック・ファジーカス(川崎)の5人が名を連ねた。
試合開始から八村の先制点と豪快ダンク、馬場の3ポイントなどで先手を取った日本。しかし、中盤はニコラス・ホセ・ブルシノを中心にペースを握られ、開始5分で11-16とされる。その後は途中出場の竹内譲次(A東京)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、田中大貴(A東京)の得点でついていくも、この10分間でブルシノに14得点を決められるなどで計30失点。7点ビハインドで第1クォーターを終えた。
第2クォーター開始1分21秒、パトリシオ・ガリノに3ポイントを浴びて点差は10点に。ボール運びで比江島がターンオーバーを犯すと、日本はタイムアウトで立て直しを図る。引き続き相手の高確率で決まる長距離砲に苦しめられるも、残り4分39秒からファジーカスと八村で連続6得点を挙げて39-46とする。同2分9秒からは、この2人の連続3ポイントが飛びだして一時2点差まで迫った。同7秒に3ポイントを決められたが、終了間際に馬場がバスケットカウントをマークして53-56で試合を折り返した。
第3クォーター、日本はディフェンスをゾーンに変更。馬場が先制点をマークすると、開始1分15秒には渡邊がファウルを受けながらもダンクを叩きこむ。渡邊は続けてミドルシュートも沈め、序盤で59-58と逆転に成功した。この10分間は互いに点を取り合うシーソーゲームとなったが、残り1秒でファクンド・カンパソに3ポイントのバスケットカウントを決められてしまう。最後に手痛い失点を喫し、77-83で同クォーターを終えた。
第4クォーター序盤、なかなか得点が動かず日本はタイムアウトを請求。しかし、篠山が4つ目の反則を犯すと、開始3分8秒に3ポイントを許して10点差に。渡邊、馬場の活躍で1ケタ点差に戻し、試合終了4分54秒時点で85-90としたが、アルゼンチンも譲らずコンスタントに得点を重ねる。終盤にはフリースローを確実に決められてしまい、同1分17秒で93-103。最後は相手に引き離され、最終スコア93-108でタイムアップ。強豪相手に善戦した日本だったが、15点差で敗れた。
■試合結果
日本代表 93-108 アルゼンチン代表(@さいたまスーパーアリーナ)
JPN|23|30|24|16|=93
ARG|30|26|27|25|=108