8月22日、さいたまスーパーアリーナにて「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」が行われ、男子日本代表(FIBAランキング48位)がアルゼンチン代表(同5位)を相手に最終スコア93-108で敗れた。
試合後にメディアの取材に応じたニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)は「ディフェンスでは完全に得点を与えすぎていましたが、オフェンスは良かったです。良かった点と悪かった点どちらも次に活かせると思います」と試合を振り返った。
日本は、アルゼンチンに一時は10点差を付けられたが、粘り強く得点しリードを奪った場面もあった。これについてファジーカスは「10点差から戻ってきて、力があるという自信にはなります」とコメント。オフェンス面では手応えを感じていた。
八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)との‟ビッグ3”については「世界でもトップ10と渡り合える試合が出来た」と回答。
「誰が相手だろうと20得点10リバウンドくらいはできる自信はありますけど、最初はシュートが当たってなくて、塁と雄太がボールを持っている時間も多いので、その中で自分の時間を見つけないといけない」
そう語ったファジーカスは、NBAのヒューストン・ロケッツなどに在籍したルイス・スコラとマッチアップ。スコラを相手に、15得点10リバウンドの‟ダブルダブル”をマークした。
チーム最多の10リバウンドをマークしたファジーカスはリバウンドについて「リバウンドは僕の仕事だと思っています。自分はベストなディフェンダーではないが、リバウンドでディフェンスを締めることで貢献できればと思います」と述べた。
またハイスコアゲームが3戦続いたことについては「ハイスコアになると途中でガス欠になって勝つのが難しくなってくると思うので、出来れば80点、90点に抑えるのが理想だと思います。ディフェンスでどれだけ止められるか」と課題を口にした。