“With Basketball~バスケで日本を元気に~”4連敗から怒涛の反撃開始『FIBA W杯2019アジア地区1次予選』

八村塁が合流した日本代表が反撃を開始 [写真]=Getty Images

日本バスケットボール協会は「バスケットボールで日本を元気に」の理念のもと、日本のバスケファンへ元気を届けるコンテンツを6月27日(土)まで毎週金曜日・土曜日の週2回配信することとなった。第11回は6月19日(金)21時から、いよいよ男子日本代表戦の配信が開始される。悪夢の4連敗からスタートしたFIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選の転機となったオーストラリア戦を振り返る。

「日本バスケ史上、最も過酷な一年が、はじまる。」

 そう銘打たれてスタートした男子日本代表の「FIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選」は、まるでその予言が的中したかのように”最も過酷”な始まりだった。2017年11月24日、ホームにフィリピンを迎えての大事な初戦は、試合序盤の出遅れが響いて71-77で黒星。続くオーストラリアとのアウェー決戦では力の差を見せつけられ、Window2のチャイニーズ・タイペイ戦、フィリピンとの再戦でも競り負けた。予選開幕から悪夢の4連敗…。日本は早くも崖っぷちに立たされてしまった。

崖っぷちに追い込まれた日本代表はオーストラリアから初勝利をあげる [写真]=Getty Images


 しかし、Window3のオーストラリア戦を前に希望の光がさす。当時ゴンザガ大学に所属していた八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、帰化選手となったニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース)が新たに加入。日本の弱点と言われ続けてきたインサイドは武器に一変した。そして迎えたオーストラリアとの大一番では、ホームの大声援を背にファジーカスが25得点、八村が24得点を叩き出し、79-78で待望の予選初勝利。運命をかけた一戦で大金星を挙げた日本は、1勝4敗で並んだチャイニーズ・タイペイとの最終戦を40点差で制し、辛くも1次予選突破を決めた。

思い切りのいいプレーで日本に勝利を呼び込んだ八村塁 [写真]=Getty Images

■配信/JBA公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC6yI_Ev0RGKUh0JzhdRdaZw

■第11回配信:6月19日(金)21:00~(予定)
<予定内容>
「FIBAバスケットボールワールドカップ2019アジア地区1次予選」
・Window 1(ハイライト)
 日本vsフィリピン
 オーストラリアvs日本
・Window 2(ハイライト)
 日本vsチャイニーズ・タイペイ
 フィリピンvs日本
・Window 3
 日本vsオーストラリア ※フルゲーム
 チャイニーズ・タイペイvs日本(ハイライト)
竹内譲次アルバルク東京)、ニック・ファジーカス(川崎)、八村塁(ウィザーズ) 各選手コメントあり

モバイルバージョンを終了